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太陽光発電のメリットとデメリット

太陽光発電のメリットとデメリット 

 太陽光発電の最大のメリットは、言うまでもなく、燃料がいらないということです。太陽の光が当たれば、発電してくれます。4kWの太陽光発電ならば、だいたい1年間の4000kWhの発電があります。また、余った電力は電力会社に売ることが(「固定価格買取制度」参照)できるので、差し引きの結果、電気代がもらえるようになるケースもあります。

 また、ほとんどの住宅用太陽光発電システムにはモニターがついていて、どのくらい発電しているかがわかるようになっています。このモニターを見ると、余った電気をなるべくたくさん売りたい、という気持ちも出てくるようです。そのため、太陽光発電を設置した家庭では、省エネ・節電が日常化するという報告もあります。

 さらに、災害時でも太陽光発電の電気が使えるというのが、大きなメリットです。比較的最近の太陽光発電の場合、自立運転機能がついていて、1.5kWまでですが、停電時も電気を使うことができます。
これは、冷蔵庫を冷やしたりするには十分な電力です。東日本大震災では、震災現場で貴重な被災地の電源となりました。

太陽光発電のデメリット

 太陽光発電のデメリットとしてもっとも大きなものは、言うまでもなく、日中しか発電しないことです。しかも、晴れていれば安定して発電するのですが、くもりや雨のときは発電量が大きく減少します。もちろん、夜は発電しません。
 太陽光発電は日かげでも発電量が減少します。わずかな樹の影や電柱の影も影響します。まして、せっかく太陽光発電を設置したのに、その向かいにビルが建設されたら、太陽光発電を設置したことが無駄になってしまいます。そのため、訴訟になることもあるといいます。

 太陽光発電は、自立運転機能がついていない場合、停電時には発電しません。これは、電気工事をするときに、太陽光発電からの電気が送電線にもれていると、工事を行う技術者が感電するおそれがあるからです。したがって、自立運転機能は、停電時には送電線に電気を送らないしかけになっています。

 太陽光発電の設置にあたっては、屋根への負荷も考えることになります。そもそも、住宅の屋根は、太陽光発電を設置するということを想定していません。ですから、太陽光発電の設置工事にあたって、施工不良などがあると、雨漏りが起きたりすることがあります。したがって、信頼できる太陽光発電業者を選んで設置することが、とても重要です。

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